未経験者、特定技能外国人スタッフも活躍中!看護補助者のお仕事紹介
目次
・チームの目標、現在の体制
・看護補助者の仕事内容
・求められる知識・スキル
・入職後フォロー
・職場の雰囲気
チームの目標
看護チームの一員として標準的な知識・技術を習得および看護補助者としての態度を培い、質の高い看護サービス提供の担い手として行動する。
現在の体制
<スタッフ数>
17名(うち医療・介護のお仕事は未経験で入職された方:9名)
<勤務体制>
日勤帯と夜勤帯の2交替制
(1病棟あたり日勤帯は4~5名が勤務。夜勤帯は看護師2名+看護補助者1名が配置)
<スタッフ属性>
26歳~64歳まで幅広い年齢層のスタッフが活躍中です。子育て中の方、看護師を目指して勉強されている方、子育てが落ち着き復職された方など、さまざまなライフステージの方々が協力し合いながら勤務しています。
看護補助者の仕事内容
大きく分けると、以下3つです。
『患者さんの療養生活のサポート』
『病院内の環境整備』
『看護師の業務サポート』
仕事の流れや一つ一つの業務は、慣れれば未経験の方でもできることがほとんどです。
<患者さんの療養生活のサポート>
入院患者さんの食事の配膳や介助、トイレ介助、おむつ交換、入浴介助、着替えの手伝い、歩行に不安のある患者さんの車椅子への移乗・移動介助など身の回りのケアをします。
<病院内の環境整備>
病室や部屋の清掃、ベッドメイク、シーツ交換、医療器具の洗浄、備品の管理・物品の補充など病院内の環境整備を行います。
<看護師の業務サポート>
入院患者さんのナースコールへの対応、診察室・検査室・リハビリ室への移送・付添い、ご家族様からの荷物の受け渡し、問診票の受け渡し、検体の移送、カルテ整理などを行います。
看護補助者 主任インタビュー
主任 高久(介護福祉士)
- 看護補助者の役割
看護補助者の一番の役割は、コミュニケーションを大切にして患者さんの声に耳を傾けることだと考えています。私自身、入院した経験があるのですが、当事者になって感じたのは「不安や悩みがあっても、それを表に出せていない患者さんが多いのでは?」ということです。ナースコールを押すことにも意外と気を遣います。本当は痛かったり不安だったり悩んでいることがあっても、なかなかそれを伝えられずに「大丈夫です」と答えている患者さんが多いのかもしれないと考えるようになりました。
それからは患者さんのそばで、他愛無い会話をたくさんするように心がけました。そんな話を重ねていくうちに、「この人にだったら言っても大丈夫かな」と患者さんもなってくれて、徐々に悩んでいることやご希望を話してくださるようになりました。
私たち看護補助者が患者さんの声に耳を傾け、聞けたことを看護師やセラピストに共有していくことで、より良いチーム医療に貢献できると考えています。
- 求められる知識・スキル
那須北病院の入院患者さんの場合は半数くらいが脳疾患の方で、身体に麻痺が残っている方も多くおられます。「身体のどちら側が麻痺しているのか」など患者さんお一人お一人の状態を細かく把握した上で介助・ケアにあたる必要があります。
症状ごとの介助方法については、看護師や介護福祉士がしっかりと指導をしてくれるので、未経験の方も入職後に覚えていくことができます。
- 入職後フォロー
入職後1ヶ月程度は、専属指導者(プリセプター)を付けて共に行動する指導体制をとっています。ペアで動きながら仕事の流れを覚えることができ、患者さんお一人お一人の病状や性格をしっかりと情報収集をしてもらいます。
さまざまな患者さんが入院されており、仕事を進める中でイレギュラーなこと・分からないことが必ず出てきます。分からないまま一人で行動するのではなく、すぐにプリセプターに相談できる体制とすることで、自信を持って業務に慣れていくことができます。
- 職場の雰囲気
スタッフ同士が意見を言い合える環境にしたいと考えています。看護補助者チームには、さまざまな業種・職種を経験してきたスタッフがおり、みんなが違う業界でさまざまな経験をしているはずです。それらを意見として出し合って「こういう時は、もっとこうしたらどうか」と言い合える環境で、お互いが高め合っていけるチームにしたいという思いです。
新しく入ったスタッフには「どうしたら良いと思う?なんか良い方法あるかな?」と積極的に質問をし、感じたことや意見をどんどん出してもらえる環境作りを心がけています。
(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)
看護補助者募集中
プリセプターがマンツーマンでじっくり教えてくれるから、無資格・未経験の方でも安心してチャレンジすることができるお仕事です。中には、看護補助者で働いて、介護福祉士や看護師へとキャリアアップを目指すスタッフもいます。あなたも一緒に、那須北病院(旧 那須脳神経外科病院)で働いてみませんか?