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自由に学べる環境、尊敬できる先輩の近くで理学療法士を究める

理学療法士 長谷川さん | 座右の銘「昨日から学び、今日を生き、明日に期待する」

小さい頃はロボットが大好きだったという長谷川さんは、リハビリを通して元気になったおばあちゃんを見て理学療法士を目指します。出身の山形から通学に2時間かけて宮城県の仙台青葉学院短期大学を卒業。今現在は回復期リハビリテーション病棟の専従セラピストとして勤務しています。そんな彼に那須北病院(旧 那須脳神経外科病院)での仕事、今後の目標などお話をうかがいます。

▼目次
理学療法士としての歩み

仕事のやりがい・働きやすさ
学べる環境

理学療法士としての歩み

理学療法士との出会い

高校3年生の時に、おばあちゃんが畑仕事をしていて転倒してしまい肩を怪我して病院に通院していました。通所リハビリに通っていたのですが、リハビリを重ねるうちにどんどん良くなっていきました。怪我をした当初はすごく落ち込んでいて「もう動かせない」と表情も暗かったおばあちゃんが、「動かしても全然痛くないんだよ。ご飯を茶碗によそえるようになったんだよ」とすごく明るく話してくれるようになった。笑顔が増えたおばあちゃんの姿、変化を見てとても感動しました。リハビリの仕事は、沈んでしまった気持ちを元気にしてあげられる。『もともとできていた生活に戻れて嬉しい』、そういった瞬間に立ち会える仕事なんだと思いました。そして、自分もいつかそういう人になりたいと、理学療法士を目指す決心をしました。

実は小さい頃はロボットが大好きで、工業系の学校に進んでロボットや機械といったものづくりに興味がありましたが、数学が苦手で僕には難しかった(笑)。実家は農業をやっていたので、学校の先生と相談して農学部の学校に見学に行っていましたが、おばあちゃんの怪我がきっかけで高校3年生の秋頃に『理学療法士になる』と言って進路を変更しました。

― 那須北病院を選んだ理由

当院のリハビリテーション部の徳原部長が学校の先生とお知り合いで、「良かったら一度見学に行ってみないか」と紹介を受けたのがきっかけです。見学に来て徳原部長から色々とお話をお聞きしていく中で、すごく優しく教え方もユーモアを交えながらやってくださる、そんな人柄に惹かれました。
病院全体の雰囲気も私に合っているなと感じました。ゆっくりと時間が流れているような感じで、良い意味で病院っぽくない印象を受けました。僕自身、結構ゆっくりした人間だと自分で思っていたので、那須北病院で働きたいと考えました。

患者さんの人生を背負う責任がプレッシャーに

理学療法士の仕事に憧れてこの道に進みましたが、勉強をしていくうちに『患者さんのこれからの生活を背負う責任』を改めて学びました。全然知識がなかった最初の頃は、『体を動かす、マッサージの延長』のような印象を持っていました。実習に行って実際に理学療法士の治療を側で見て、医療職として患者さんのこれからの人生を作っていく、その責任を背負うということを教えていただきました。それに気付いた時はすごくプレッシャーに感じてしまいましたが、『沈んだ気持ちを元気にできる理学療法士になりたい!』と思った当時の気持ちを思い出し、資格取得に向けて頑張って突き進みました。

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仕事のやりがい・働きやすさ

理学療法士として成長できた経験

就職して2年目の頃に受け持った患者さんとの関わりが印象に残っています。その頃はまだ知識も技術も未熟ではありましたが、患者さんが一生懸命リハビリに向き合ってくださる方で、2人3脚でリハビリに取り組むことができました。頑張ってくれている患者さんのために私も一生懸命勉強しました。分からないことは他の先生にも相談しに行き、自分でリハビリを考えながら色々と試すことができました。その患者さんは入院中に症状が増悪してしまって、一時は寝返りも自力では難しい状態にまで悪くなってしまいました。ほぼ全介助の状態から一つずつリハビリで生活動作の練習をしていき、最終的には手摺を使いながらベッドから車椅子への移乗ができるようにまでなりました。そして車椅子でお孫さんに会いに行かれたり、トイレは少しの介助は必要でしたが自力で用を足すことができるようになっていました。
ご自宅で生活にするにあたってはご家族がすごく不安そうでいらっしゃったので、実際にご自宅に訪問させていただき、改修の相談やアドバイスをしました。自宅に戻ってからのサポートについてご家族向けの資料を作り、2週間くらいかけて病院の中で介助指導も行いました。最初から最後まで関わらせていただき、ご本人のリハビリ訓練だけでなく、ご家族への支援も勉強することができました。退院して行かれた時は達成感を感じることができ、理学療法士として成長できた実感がありました。

― 看護師のサポートがあってリハビリができている

今、私は回復期リハビリテーション病棟の専従セラピストとして働いています。そこで改めて感じているのは、『多職種の協力があって僕たちのリハビリは成り立っている』ということです。
患者さんが入院している間に、僕たちセラピストとリハビリを行っている時間は、1日のうち1時間とか。夜間やリハビリ以外の時間、一日の大半を病棟の看護師さんがフォローしてくださっています。そして、看護師さんのケアのおかげで、患者さんが健康で気分も良く、リハビリを続けられているんだと感じることがあります。1時間ほどのリハビリを終えた患者さんが、「私大丈夫なのかしら?こんなこともできなくて」と不安になられることもしばしばあります。病気になって精神的に不安定な方も多くいらっしゃいます。そんな時、僕たちセラピストは次の患者さんのリハビリの予定もあったりで、ゆっくりお話を聞いてあげられずに看護師さんにお願いしてしまうことがあります。翌日になって患者さんとお話をしてみると、「昨日看護師さんがゆっくり話を聞いてくれて安心したから大丈夫。また今日からリハビリ頑張るね」と。看護師さんが患者さんに寄り添って励ましてくれていることに気付かされ、やっぱり看護師さんの力はすごいなと感じることがあります。

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学べる環境

先輩の背中を追いかけて成長したい

那須北病院には見習いたい先輩が身近にいます。その先輩は同じ学校の先輩で、年齢も一つしか違わないのですがリーダーをされています。セラピストとしての勉強もすごくされていて知識量も多く、また考え方や視座が高いと感じます。全然自分が考えられていなかった視点から物事を考えられる方で、分からないことや相談事に対しても的確に教えてくれます。周りの状況を見ながら判断ができる方で、すごく尊敬しています。『本当に一つしか年齢が違わないのか?』と思うこともあって、自分にとっては良いお手本であり、目指すセラピスト像として目標にしています。

― 那須北病院で働く魅力

那須北病院の一番良いところは『自由』なところです。この病院では「この手技が主流だから」といった縛りがなく、自分たちが勉強したい、試してみたいリハビリを自由に勉強することができます。先輩方も自由に新しいことを勉強して実践しているので、話を聞いてみるといろんな方の新しい考えがもらえて視野が広がります。そういった環境下では、自分の世界も広がって、良いのかなと感じています。

自由に学べる環境とはいえ、新人への指導も手厚く、週に1回の勉強会など教育体制は整っているので、フォローアップはしっかりしていると思います。新人の方も、もっと自由に自分のやりたいリハビリテーションを追求したい経験者の方も歓迎です。

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)

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