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多職種チーム一丸で目指す、患者さんに寄り添った退院支援

回復期リハビリテーション病棟 師長 伴 | 座右の銘「継続は力なり」

国際医療福祉大学病院にて手術室・内視鏡室を立ち上げ、約19年勤務。「患者さんともっと近い距離で看護がしたい」と考えるようになり、リハビリを中心に行う病院へ転職。そこで約3年間、回復期リハビリテーションの勉強を重ね、2020年4月に那須北病院(旧 那須脳神経外科病院)へ入職。現在、回復期リハビリテーション病棟で師長を務める。

▼目次
私が目指す看護師像

当院で働く魅力
働きやすい環境を目指して

私が目指す看護師像

―  「患者さんともっと近い距離で看護をしたい」

大学病院の手術室でずっと勤務をしていました。手術室ではどうしてもその場限りの看護になってしまい、経験と年齢を重ねていく中で「自分が望んでいた看護とは何か?」と考えるようになりました。そして「患者さんともっと近い距離で看護をしたい」という思いが強くなり、回復期の病院へ転職をしました。私にとってはチャレンジでしたが、今振り返ってみると回復期へ移ってからの3年間が、「看護師人生で一番勉強した」と思えます。
大学病院の手術室で学んだ知識や経験を周りのスタッフに伝える場面も多くあり、積み重ねてきたことが意味のあるものだったと感じることができました。それと同時に、急性期と回復期という異なる役割にギャップを感じ、そこでの患者さん・ご家族との関わりを通して「看護師としてどうあるべきか?」をすごく考えさせられた3年間でした。

― たどり着いた「退院支援」というやりがいのある仕事

急性期で働いているときは、業務時間内にどういう順番で何をするかを頭で考えながら動いていく。「時間の中で動いてる」という感覚だったと思います。それが回復期になると、リハビリがメインになるため、リハビリの時間に合わせて私たち看護師が介入をしていく。そういった「時間の使い方」の面で、まずギャップを感じました。リハビリは、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったセラピストが中心に行っていきますが、私たち看護師がケアを行う際にも、入院生活を通して患者さんができることは可能な限り患者さん自身で動いてもらって、ADLの向上に努めます。急性期では「この患者さん、もう1人で車椅子に乗れますよ」とか「今日から歩いていいですよ」といった内容の会話が多かったですが、回復期では退院後の生活のことを考えなければいけないので、「車椅子には乗れるけれども、退院後に車椅子を脱して、歩行器に移行できるか?」とか「床からの立ち上がりができるようになるか?」といった退院後の生活状況を踏まえたコミュニケーションに変わっていきました。

実際に現場で働き始めると時間の流れも急性期に比べてゆっくりですので、最初の頃は「物足りない」と感じる看護師さんもいるのではないかと思います。私自身もたっぷり時間がある中で、「看護師としてどうあるべきか?」をすごく考えさせられましたが、「退院支援」の業務に足を踏み入れた時に、回復期における看護師の役割とやりがいを見つけ、「私が望んでいた看護はこれだ!」と感じることができました。

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当院で働く魅力

― 患者さんの数だけパターンがある、だからこそ看護師の存在意義がある

急性期から回復期に移行した患者さんにとって大事になってくるのが、退院後の生活です。患者さんは十人十色で、同じ病気であっても一人ひとり違います。また退院後の生活スタイルも一人ひとり違います。受け入れるご家族の状況がみんな違うので、その人の置かれた環境に適した退院後の生活をアセスメントして、計画をしていかなければいけません。ご家族ごとに合わせた退院支援、ご自宅での介護指導をしていくのが看護師の役割になります。それを経験できた時、私は「看護師としての存在価値」を感じることができました。
お薬一つ飲ませるにしても、病院では私たち看護師が飲ませてあげることができるけれど、退院後は患者さん自身、もしくはご家族が管理していかなければいけません。自分で封を開けて飲んでもらえるか、ちゃんと飲んだかをご家族が確認するにはどうすればいいか。色々なパターンが考えられる中で、いかにご家庭ごとの生活状況をアセスメントして、退院指導を入れていくか。ここに退院支援の難しさと、やりがいにつながる醍醐味があります。

― スタッフ全員の顔が見える規模感、チームワークの良さが魅力

退院支援を進めていく上では、他職種と密に連携し、チーム医療を実践することがとても重要です。看護師だけでなく、リハビリスタッフ、栄養士、ソーシャルワーカーなど多職種が一丸となり、同じ方向を向いて動いていかないと、患者さん・ご家族に寄り添った退院支援ではなくなってしまいます。
那須北病院は100床規模の病院なので、自分の部署だけではなく、病院全体のスタッフの顔が見えるので、部署間・職種間の距離が近いという強みがあります。30年間の歴史の中で培ってきたチームワークの良さを活かして、多職種チームで一丸となって、入院中のリハビリから退院後の生活支援を支えていければと考えています。

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働きやすい環境を目指して

― 病棟全体で協力しながら支える

新しい風をどんどん取り入れていきたい。他の病院で経験をして来られた新しいスタッフの意見も積極的に取り入れていきながら、地域に選ばれ続ける那須北病院・看護部を目指していきたいと考えています。

入職後は、まずは那須北病院での業務に慣れてもらうことを優先に考え、受け持ち患者を持たずに、先輩スタッフとペアになってOJTを行っていきます。ある程度業務に慣れてきたところで、受け持ち患者を3人くらい持って看護計画や退院支援に向けた指導を進めていきます。焦らず、ゆっくりと習得していってもらえるようフォローしていきます。

働き方も、私達の若い頃とは変わってきていると認識しています。ワークライフバランスを重視しながら子育てや家庭と両立しながら働けるような体制、サポートを重視していきたいと考えています。お子さんがまだ小さい方や夜勤の負担を少なくしたいといった希望にも、多様な働き方を認めてあげられるような体制を取っています。当院に長くいるベテランスタッフも、もう子どもが大きくなられた先輩ママさんたちが多いですので、病棟全体で協力しながら支えていける働きやすい環境を用意したいと思います。

当院に少しでもご興味のある方は、ぜひ一度病院見学にお越しください。職種間で垣根のないチームワークの良さや職場の雰囲気の良さを肌で感じていただけると思います。お気軽にお問い合わせください!

(写真・インタビュー・文:MottoBrand 福井勝雄)

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